冬の足の冷え
寒暖差が激しく、急な寒さで一段と気になるのが足元の冷えではないでしょうか。
冷たい空気は暖かい空気より重く、冷気は下へ下へと向かうため足元は冷たい空気にさらされてしまう場所です。
皮膚から寒さを感じると、脳は体温を一定に保つように指令を出します。
すると体は、血管を縮めて皮膚の表面温度を低くして体の熱が外に逃げにくいようにします。
寒い冬に手足が冷たくなるのは、ある種の体の防御反応と言えます。
また、体は重要な臓器が集まる体の中心の温度を一定に保つことを優先させます。
そのため、寒い時は体の中心部に血液が集まり末端には血液が流れにくくなると言われています。
足が冷えると起こるリスク
・むくみ
・だるさ
・冷えのぼせ
・ほてり
・血流悪化による婦人科トラブル
・ホルモンバランスの乱れ
また、足が冷えると心も縮こまりがちに。
イライラすると血管が収縮して血流も悪くなるため、リラックスすることも大切です。
ヨガで全身をほぐし、伸ばし、筋力もつけていくことで血の巡りを良くし、深い呼吸を通して心にも安らぎを与えていきましょう。
ヨガ中に足の寒さが気になる方は、カカトとつま先が出るトレンカタイプのレッグウォーマーはマットの上でも滑りにくくオススメです。
足首周りには、「三陰交(さんいんこう)」という冷え性に効くツボもあります。
レッグウォーマーを履くことで、この部分を簡単に温めることができますよ。
動いていく中で暑くなればさっと脱いでしまえばOK。
着脱がしやすいアイテムをうまく使いながら冬のヨガを楽しみましょう。
マメ知識
『三陰交』
◎位置
内くるぶしから指4本上の骨の際
◎期待できる効果
足の冷え
足のむくみ
女性ホルモンのバランス調整
消化器系の不調改善