アーユルヴェーダ式お白湯の作り方
近年、美容や健康面で注目されているお白湯。
5000年以上の歴史があるインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、お白湯は体内のエネルギーバランスを整え体内を浄化してくれる飲み物とされています。
お白湯の作り方
1.ヤカンか鍋に必要な量の水を入れる。
2.火にかける。
3.沸騰したら、10~15分ほど沸かし続ける。
4. フキンをかけ、人肌程度になるまで冷まして飲む
一定時間沸騰させることで、水道水の不純物を取り除きカルキ臭も軽減されます。
しっかり沸騰させてから適温まで冷ますようにしましょう。
お白湯の効果
・便秘解消
内臓が温まり活性化することで消化力が上がります
・デトックス効果
血行やリンパの流れが良くなり、老廃物や余分な水分を排出しやすくなり、
むくみ解消・二日酔い緩和効果も期待できます。
・冷え性改善
内臓が温まることで血流が良くなります。
・美肌効果
血流や腸内環境が良くなることで肌トラブルの予防やくすみ改善効果が期待できます。
特に、朝のお白湯は冷えた内臓をゆっくりと温めて活性化させ、消化機能を活発にしてくれます。
一度に一気に飲むのではなく、体に負担をかけないよう時間をかけてゆっくりと飲んでみてください。
毎日の水分補給にお白湯を取り入れて、健やかな身体を作っていきましょう。
マメ知識
アーユルヴェーダでは、ドーシャと呼ばれる3要素のバランスが崩れると病気になると考えられています。
◎ピッタ(火のエネルギー
◎ヴァータ(風のエネルギー)
◎カパ(水のエネルギー)
お白湯は、水(カパ)を熱して(火)、沸騰させることで気泡(ヴァータ)が出るため、この3要素をあわせもつ飲み物とされています。
どの体質の人にもマッチし、足りない要素を補ってくれる飲み物なのです。
ヨガ中の水分補給には、余分なものが含まれず身体に負担の少ない常温のお水かお白湯がオススメです。
ヨガで巡りが良くなった身体をお水でさらに巡らせて、健やかな身体にしていきましょう。
常温のお水かお白湯か、体調や気温に合わせて美味しいと感じるものをお気に入りのマイボトルに入れてレッスンにお持ちくださいね。