脚のむくみでお悩みの方へ〜毎晩の習慣にしたい脚を壁に上げるポーズ

脚のむくみでお悩みの女性はとても多いと思います。
下半身が重だるくなり、足の太さの原因にもなってしまうむくみ。
この辛い足のむくみは何故起こってしまうのでしょう。

足のむくみの主な原因

・ふくらはぎの筋ポンプ作用※の低下

・血行不良

・リンパの流れの停滞

・ホルモンバランスの変化

・運動不足

・冷え

むくみには様々な原因がありますが、寒くなってきたこの季節は冷えによりむくみがさらに悪化してしまいます。
むくみは放置せずに、できるだけ「その日のむくみはその日のうち」に解消したいものです。

そこで、今回はご自宅でできるむくみケアとして寝る前にオススメのヨガのポーズをご紹介します。

脚を壁に上げるポーズ(ヴィパリタカラニ)

やり方

·ベッドやお布団、マットの上でお尻を壁に近づけます。

·上半身を仰向けにしてお尻を壁にぴったりつけたら、両脚を天井に向かって上げます。

·手の平を上に向けて5分~15分程度を目安にゆったりとした時間を過ごしましょう。

脚を高く上げることで下半身に停滞した血液が心臓に戻りやすくなり、血液循環を促せます。
脚を真っ直ぐ伸ばすのがきつい方は、膝は軽くゆるめて大丈夫です。
ポーズをほどく際は、片膝ずつ曲げて足裏を壁につけてから左右どちらかに横向きになって数呼吸おきましょう。

スタジオのレッスンでは、下半身はもちろんのこと全身の筋肉を伸び縮みさせて身体の巡りを良くしていきます。
レッスンを通して全身を整え、ご自宅でのケアも併用することで辛いむくみを解消していきましょう。

マメ知識
※『筋ポンプ作用』
 
心臓から送り出された血液が体中に巡った後に、筋肉が伸び縮みすることで静脈に圧力をかけて血液を心臓へ戻す作用のことです。
運動不足によりふくらはぎの筋力が低下すると、筋ポンプ作用により下半身にたまった血液を全身に循環させる作用も低下してしまいます。