初夏のお散歩前に~腸骨筋ほぐし

立夏を迎え、また一つ季節が進みました。
新緑はまぶしく、空気は爽やか。お散歩がとっても気持ちの良い陽気ですね。

東洋医学では、この時期は「気」の巡りが活発になり、体も自然と外へ向かって動き出す季節とされています。一方で巡りが滞っていると、なんとなく体が重だるく感じたり、動き出しにくさを感じることも。

そんな季節におすすめなのが、歩く前のちょっとしたケアとして股関節まわりをゆるめること。


今回は、体の深い部分にある「腸骨筋」にアプローチするセルフケアをご紹介します。

なんとなく歩きにくい、脚が重たい、股関節がつまる感じがする。そんな違和感の背景には、腸腰筋の硬さが関係していることがあります。

腸腰筋は、背骨から太ももの骨につながる大腰筋と、骨盤の内側から太ももの骨につながる腸骨筋からなる筋肉です。姿勢を支えたり脚を持ち上げたりと、日常の動きに欠かせない大切な役割を担っています。

今回は、その中でもセルフケアしやすい腸骨筋をやさしくゆるめていきます。

〈やり方〉

 
・椅子に座り左脚を前に伸ばし、左の腰骨の内側に指をやさしくさしこみます

 
・少しずつ奥に触れられるようになったら、そのまま左足のつま先を左右にパタパタと動かします

・右側も同様に行いましょう

最初は少し抵抗を感じるかもしれませんが、呼吸に合わせてじんわりと行ううちに筋肉がゆるみ、指がふわっと入りやすくなっていきます。

このワークを行うことで、股関節の前側の詰まりがほどけ、「気」の巡りもスムーズに。

腸腰筋がしなやかに働くようになると、骨盤の安定感も高まり、姿勢も自然と整いやすくなりますよ。その結果、余計な力みが抜け軽やかに歩ける感覚へとつながっていきます。

がんばって鍛える前に、まずはゆるめること。体の奥にある筋肉と巡りにやさしく意識を向けることで、動きは少しずつ変わっていきます。

お出かけ前やお散歩の前に、ぜひ取り入れてみてくださいね。

マメ知識

気の巡りと脚の軽さ

東洋医学では、脚には多くの経絡(気の通り道)が通っていると考えられています。
股関節まわりをゆるめることで巡りもスムーズに。歩いたときの軽やかさにもつながっていきます。

ヨガで股関節・腸骨筋をもっと丁寧にケアしたい方へ

今回ご紹介したセルフケアは、ご自宅でも気軽に取り入れられる内容ですが、自己流では気づきにくい体のクセや動き方のパターンがあります。Ruciraのヨガクラスでは、腸骨筋・腸腰筋をはじめとした体の深部の筋肉へのアプローチを、呼吸と連動させながら丁寧にお伝えしています。

最大5名の少人数制で、一人ひとりの体の状態に合わせたサポートをご提供しています。ヨガが初めての方・運動が苦手な方も、ぜひお気軽にご参加ください。

Ruciraのヨガクラスについて詳しくはこちら