“わたし”を忘れていた日々から、少しずつ戻るために

ヨガやハーブに救われた私自身の記憶と、
そこから生まれた想いを、静かに綴っていくノートです。
「がんばる」を手放したいすべての女性へ。
この場所が、“わたし”を思い出すきっかけになりますように。

こんにちは。
Rucira Yoga & Herb Salon の増山ちかです。

このノートでは、レッスンでは語りきれない想いや、
私自身がヨガと出会って救われてきた過程を、少しずつ綴っていこうと思っています。

わたしが、わたしじゃなかった日々

ほんの数年前まで、
「わたし」という存在は、どこか遠くにあるようでした。

母として、妻として、誰かのためにがんばることが当たり前になっていて、
“疲れた”と口にするのも、どこか後ろめたくて。
それでも、やらなきゃ…と、動き続ける毎日。

体の不調に気づいたのは、ずっと後でした。
眠りが浅くなって、イライラしやすくなって、
息を吸うだけで胸がぎゅっと苦しくなる日もありました。

でも、いちばん苦しかったのは、大切な人、家族にも八つ当たりをしてしまうこと。
そしてそんな自分に罪悪感を抱き
「ちゃんとやれていない自分」を責めてしまう気持ちでした。

ヨガとの出会いが、心の扉を開いてくれた

そんなときに出会ったのが、ヨガでした。
…といっても、最初は“特別なこと”をしたわけではありません。
チラシが入っていたから初めてみたんです!

あの頃の私は、
幸せなはずなのに、なぜかいつもひとりぼっちのような気がしていて。
誰にも頼れず、誰にも甘えられず、
「ちゃんとしなきゃ」「がんばらなきゃ」って、
自分を追い立てることでしか、毎日を回せなかった。

そんな日々の中で、ほんの小さな勇気を出して、
久しぶりに“自分のためだけに”時間とお金を使ってみたんです。
たまたま夜にレッスンをしていた、近所のヨガスタジオへ体験レッスン。

昼間は幼い子どもたちの相手で手一杯だったから、
そんな時間を持つなんて、想像すらしていなかったのだけど。

いつもより夕飯を早めに食べさせて、お風呂も済ませて。
夜、夫が帰ってきたタイミングで、育児のバトンをそっと渡して。

たった1時間のヨガに行くだけなのに、
「本当に行っていいの?」「迷惑じゃない?」「子どもたち大丈夫かな?」
そんな気持ちが胸の中をぐるぐるして、
出発直前までキャンセルしようかと本気で悩んでいました。

「そうだ、これが“わたし”だった」

でも…レッスンが終わって、帰り道。
車を運転しながら、気づいたら涙が止まらなくなっていました。

「ああ、そうだ。私って、こんな人だった」
「そういえば、こういう自分がいたな」って。

ずっと奥の方に閉じ込めていた“わたし”が、ふっと戻ってきたような、
そんな解放感を、今でもはっきりと覚えています。

がんばらなくても、大切にできるもの

ヨガやハーブを通して私が伝えたいのは、
「何かをがんばること」ではありません。

ただ、忘れていた“わたし”を、少しずつ思い出していくこと。
それが、自分の人生をちゃんと感じて生きることにつながっていると、今なら思えます。

あなたの“名前”を呼ぶ理由

だからこの教室では、名字ではなく、あなたのお名前で呼ばせていただいています。

役割でも、立場でもなく。
“あなたという人そのもの”と、まっすぐにつながっていたいから。

誰かのために動きつづける毎日のなかでも、
自分の名前を呼ばれることで、
そっと、“わたし”に還るきっかけになればと願っています。

このノートが、静かな灯りになりますように

この「オーナーズノート」では、
そんな私自身の記憶や、日々の気づきを、少しずつ綴っていきます。

もし、あなたもかつての私のように、
「がんばっているのに、何かが足りない」と感じているのなら。
この場所が、そっと寄り添えるような、静かな灯りになりますように。

また書きますね。
読んでくださって、ありがとうございます。

増山ちか

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