カカトをつけてしゃがむポーズを快適に

足の裏をピッタリ床につけたまましゃがめますか?

ヨガでは、足の裏をつけてしゃがむポーズがいくつかあります。カカトを浮かせずにしゃがむには、股関節・膝の関節・足首の関節を曲げる柔軟性が必要です。特に、足首の柔軟性が低いと、しゃがむ動作の途中でカカトが浮いてしまったり後ろに転がったりしてしまいます。

ヨガのポーズを安定させるためにも、健康のためにも足首は柔軟にしておきたいですよね。

そこで今回は、スネとふくらはぎの筋肉を伸ばし、足首の柔軟性を上げる壁を使ったストレッチをご紹介します。ストレッチをすることで疲れが溜まりやすい膝下の疲労回復効果も期待できますよ。

スネのストレッチ

両手を壁につき、片足を後ろに引いて地面に軽くつま先を押し当て、足の甲からスネにかけて伸ばします。

ふくらはぎのストレッチ①

両手を壁につき、片足のつま先のつけ根を壁に当てたら膝を伸ばしたまま体重を前にかけてふくらはぎを伸ばします。

ふくらはぎのストレッチ②

両手を壁につき、片足のつま先のつけ根を壁に当てたら膝を曲げながら体重を前にかけてふくらはぎを伸ばします。

深呼吸をしながら15秒程度キープして反対側も同様に行いましょう。ゆっくりと息を吐いてリラックスしながら、今のご自分の可動域に合わせてじんわり伸ばします。スネやふくらはぎの筋肉の状態が良くなることで脚の疲労が取れ、足首の柔軟性も徐々に上がっていきますよ。全身の血流を促進しむくみの解消にも繋がるので是非続けてみてください。

マメ知識
※スネの筋肉~前脛骨筋(ぜんけいこつ筋)
 
主に足首を曲げてつま先を上げる動き(背屈) や足底のアーチの維持に貢献する筋肉。
歩く・走るなどの動作でつまずきを防ぎ、足が地面に強く着地するのを和らげる。