ツイストのススメ

前回のブログでは、上半身を真横に傾ける側屈についてご紹介しました。

側屈とくれば、次は回旋ですね！笑

回旋とは身体をひねる動きで、右向きにひねると右回旋、左にひねると左回旋になります。

側屈と同様にウォーミングアップとしても行いますし、ヨガのポーズでも身体をツイストさせる動きはたくさんあります。

私たちは日常でも歩く動作でゆるやかに身体をツイストさせていますが、なかなか自分の本来の可動域まで身体をひねる動きはしませんよね。動かさなければ当然動きは悪くなってしまうので、大人が急に身体を大きくひねってしまい痛みが生じることもよくあります。

ヨガでは、急に身体を動かすのではなく、呼吸に合わせて自分の身体と対話をしながら回旋を深めていきます。時にはインストラクターがアジャストすることで、こんなに無理なく可動域が広がるなんて！と驚く生徒さんもいらっしゃいますよ。

回旋は、腰の背骨(腰椎)はあまり動かず、胸の背骨(胸椎)はしっかり動けます。

しかし、肋骨に覆われた胸椎は動きが悪くなりやすいため、ついつい腰に負担がかかってしまうことがよくあります。胸椎をしっかり動かしていくプロセスはレッスンでお伝えしますね。

こうした動きの中で今の自分の状態を知り、身体の感覚を見つめていく。是非、ヨガを通して自分をもっともっと深く知っていきましょう。