マスク老け・マスク頭痛対策ほぐし3選
コロナにより一年中つけることになってしまったマスク。
数年前まではインフルエンザや花粉症対策として期間限定でつけていた人が多いかと思いますが、今では季節を問わず常にマスクを着用しています。
この長期間のマスク着用により、「マスク老け」「マスク頭痛」なんて言葉も出現してしまいましたね。
マスク老け
マスクで覆われた部分の動きが制限
↓
表情筋が使われない
↓
顔のたるみ
マスク頭痛
表情筋が使われない・耳が常に引っ張られる
↓
口周り・こめかみ・くびの筋肉が強張る
↓
緊張性頭痛
今回は、長期間のマスク着用による顔のたるみを改善し筋肉の強張りをほぐす方法を3つご紹介します。
息をゆっくり吐きながら実践してみて下さい。
吐く息で筋肉の緊張がほぐれ、ほぐしやすくなりますよ。
※なお、片頭痛もちの方は発作的な強い痛みの症状が出ている時は避けましょう。
ほぐしによる血行促進効果で症状が悪化する可能性があります。
1.耳の上ほぐし~側頭筋
耳の上に指をあてて、奥歯を軽く噛みしめたときに盛り上がる部分を探します。
そこを中心に頭の側面を指の腹で優しく円を描くようにマッサージします。
側頭筋は頬を支える筋肉とも繋がりがあるので顔のシワ、たるみ予防に効果的です。
2.あごほぐし~咬筋
頬骨の下の奥歯を軽く噛みしめたときにぐっと盛り上がる部分に親指の付け根をあて、優しく圧をかけながら斜め上に引き上げます。
摩擦は皮膚のしわ、くすみの原因になるため、皮膚をこすらないようにしましょう。
マスクによる顔のたるみ予防に効果的です。
3.首ほぐし~胸鎖乳突筋
耳の後ろから鎖骨の中央に向かい、首すじを優しく指でつまんでゆらゆら揺らしながらほぐします。
首を横に向けると首すじが浮きやすいため、ほぐしやすくなります。
首は大切な神経の通り道なので「優しく触れて優しく揺らす!」がポイントです。
スマホ首対策にもなるので首が前に出ることによるあごのもたつき予防に効果的です。
いかがでしたか?
テクニックいらずのほぐし3選。
マスクから解放されてほっと一息ついた時に、顔周りのこりを細めにほぐしていきましょう。
マメ知識
側頭筋(そくとうきん)
物を咬むときに働く筋肉
咬筋(こうきん)
物を咬むとき、会話するとき等に働く筋肉
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
仰向けで頭を起こすとき、首をすくめてあごを突き出すとき等に働く筋肉