春はデトックス~座位のねじりのポーズ(アルダマツィエンドラーサナ)

東洋医学では、春はデトックスの季節と言われています。

暖かくなるにつれて、私たちの体は冬の運動不足や代謝の低下によりためこんだ脂肪や老廃物を体外へ出そうと頑張り始めます。

季節の移り変わりに合わせてシフトチェンジしようとする体のリズムに合わせて、冬の間にためこんだものを上手に排出していきたいですね。

そこで今回は、腸のぜん動運動※を促し春のデトックスにオススメの「座位のねじりのポーズ」をご紹介します。

座位のねじりのポーズの主な効果

・内臓機能の調整、促進

・便秘改善

・腰痛緩和

・ウエストの引き締め

座位のねじりのポーズやり方

両膝を立てて座り、右膝を外側に寝かせて右かかとを左のお尻に引き寄せます

・左足を右ももの外側に置いてお尻と左足を床にしっかり安定させます

・左手の指先をお尻の後ろについて右肘を左ももの外側に当てます

・息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を左にねじります

・3~5呼吸キープしてからポーズをゆっくりほどき、反対側も同様に行いましょう

体をねじる時に背骨が丸まらないように注意します。

お尻が床から浮いてしまう場合は、床に寝かせている足を前に伸ばして行いましょう。

長い背骨を保ったまま上半身をねじることで背骨に沿った筋肉群もほぐれ、日常で体をねじった時の怪我も防ぎやすくなりますよ。

ゆっくり呼吸をしながら体をねじることで内臓を刺激して活性化させ、自然のリズムに合わせて不要なものを上手に排出できる体作りをしていきましょう。

マメ知識

腸のぜん動運動
消化管を通る食物を先へ押し出していく運動。
筋肉が収縮することで腸内の食物を押し進めることができる。
ストレスや座りっぱなしの生活により腸の動きは鈍くなってしまうが、脊柱をねじることで健全なぜん動を促すことができる。

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