女性に多い手首の痛み
家事、育児、運転、デスクワークなど日頃から同じような動きをすることが多いと、手首を痛めやすくなってしまいます。
特に女性は筋肉の量が男性よりも少ないため、手首を曲げたり伸ばしたりしたときに手首にかかる負担が大きく、腱鞘炎も起こしやすいと言われています。
暦の上では春になりましたが、まだまだ寒いため「冷えると関節が痛い」現象も起こりやすいですよね。これは、冷えにより筋肉がこわばり、疲労物質も排出されにくくなることが原因です。
そこで今回は、即効性がある手首のケア方法をご紹介します。
こんな時にオススメ
・ヨガのウォーミングアップ
・ちょっと手が疲れた時
・手がだるい時
・同じ動作が続く時
特別な道具は不要で、いつでもどこでもできるので是非日常にも取り入れてみてください。
やり方
手首の上から肘の下までの前腕には2つの長い骨(橈骨、尺骨)があります。この骨の間のお肉をつまんで揺らしましょう。
つまむことに慣れてきたら、つまんだまま手首をブラブラ動かします。
手首の違和感や痛みは、手首まわりの問題だけではなく、身体の遠い部分のこわばりや身体の使い方に原因がある場合もあります。
全身をほぐし血流が良くなることで、気がついたら楽になっている!なんてこともよくありますよ。
もし手首の痛みが続く場合は、まず医療機関を受診して骨の異常や隠れた病気がないかご確認くださいね。「今日はちょっと違和感がある」という場合は、手首への負担が少なくなる方法※もご案内しております。
気になることがあればどんな些細なことでもインストラクターにお声がけください。
マメ知識
手首に負担が少ない四つ這い
ヨガでよく出てくる四つ這いの姿勢ですが、手首を深く曲げると違和感がある場合は、ヨガブロックを使うと手首への負担が少なくなります。