むくみ腸解消~寝る前のツボ押し
季節を問わず気になるお腹。特に、寒い季節はいろいろためこんでしまいますよね。
もし、お腹だけがぽっこりして身体もなんだか重いな~という方は、もしかしたら腸がむくんでいるかもしれません。
むくみ腸とは
冷え、運動不足、血行不良、リンパの流れの停滞、自律神経・ホルモンバランスの乱れにより、水分や老廃物がうまく排出されないと身体はむくみます。
顔や脚はむくみを実感しやすい部位ですが、実は、腸もむくみやすい部位の一つなのです。
\むくみ腸の大きな原因は腸の炎症!/
便が腸の中に長く溜まると有害物質が発生し、腸内環境が悪化してしまい腸が炎症を起こします。すると、腸内で増えた有害物質をうすめようと腸は水を溜めこもうとしてむくんでいきます。
むくみ腸からくる不調
・肥満
・むくみ
・冷え
・肩こり
・生理不順
・肌トラブル
・アレルギー症状
腸の中が汚れていくと、便に含まれる毒素は血液に乗って全身に回りこのような不調が引き起こされる可能性があるのです。
むくみ腸を解消するには
腸の調子を整えるためには、夜をどう過ごすのかが大切になります。
腸のぜん動運動は副交感神経が優位になると活発になるため、夜はゆったり過ごして良く眠ることが翌日の腸の調子に大きく影響します。お布団に入った後のツボ押しも、翌朝スッキリ出すことに大きく貢献してくれますよ。
天枢(てんすう)のツボ
おへそから指三本分横にずらした部分。消化器系や泌尿器系の機能を促進し、便秘にも下痢にも作用します。
やり方
両ヒザを立てて仰向けになります。
親指を重ねて、息をゆっくり吐きながら天枢を押し、じんわり圧をほどきましょう。親指で押しにくい場合は、人差し指・中指・薬指を揃えて押しても良いです。
ゆったりした気持ちで何度か繰り返し、反対側も同様に行いましょう。
マメ知識
ツボを押す時にふぅ~とゆったり息を吐くことで無意識の呼吸よりも吐く息が長くなり、自然と副交感神経が優位になります