腸活ヨガでデトックス
前回のブログでは、むくみ腸についてご紹介しました。腸がむくむ原因は腸の炎症で、きちんと便を出すことが大切でしたね。
今回は免疫のお話もあわせて、さらに詳しく見ていきましょう。
腸は、食べ物を消化吸収するだけでなく、免疫機能、解毒機能も担当しています。
腸は外から取り込んだ菌やウィルスが常に入ってくる場所で、全身の免疫力に関わり常に身体を守る体制を整えている働き者。この免疫システムは24時間体制で、腸には全身の免疫細胞の約70%が存在とされているとされています。
病気に負けない身体と長寿の秘訣は腸内環境が整っていることが必須となりますが、便秘などにより腸内に古い便がたまっていると、腸の機能が落ちてしまいます。機能が落ちて腸内年齢が上がってしまうと必要な栄養素も吸収されにくくなり、免疫力もさらに落ちてしまうため、まずはお腹の中の不要な物を出す必要があります。
春は冬にためこんだ物を出す力が強まるデトックスの季節でもあります。
便秘の人はもちろん、毎日出ているけれどスッキリ感がない人も、朝のストレッチを取り入れて腸活をしませんか?
腸活ヨガのやり方
膝を立てて座り、膝を大きく開きます。
下半身の形をキープしたまま、右肘で左膝にタッチして数呼吸、左肘で右膝にタッチして数呼吸を繰り返しましょう。
左手を左足の外側に滑らせる×右手を右足の外側に滑らせる
この動きを10往復ていど繰り返しましょう。
マメ知識
上半身をまっすぐ起こしているよりも、背中から腰を丸めた方が直腸のカーブがゆるくなります。排便を促したい時は、背中を丸めて下腹部に適度な圧をかけながらストレッチをしましょう。