下腹ぽっこり撃退ストレッチ
桃の節句も過ぎ、日に日に季節が移行していくのを体感できる頃になりました。私たちも季節の変化に合わせて、早寝早起きに身体のリズムを整えると良いとされています。
そして、この時期はデトックスやダイエットにぴったりなんです。
というわけで、今回は標準体型や細身の人でも気になるパーツ「下腹」にフォーカスしていきます。
ちょうど年度の終わりでハレの日を迎えられるご家庭も多いかもしれませんね。普段とは違う服装でシャンとしたい日にも、姿勢が整い下腹もスッキリするストレッチをご紹介します。
お腹全体をつまんで揺らしてみるとわかるのですが、お腹の下の方にいくほどつまみにくく、硬くありませんか?下腹部は動きを出しにくく、日常動作ではあまり伸び縮みをしていない部分です。
この下腹部の硬さや下腹ポッコリにも、大切なインナーマッスルである腸腰筋が関わっています。
腸腰筋の中でも、背骨から太ももの骨の内側につく長い筋肉である大腰筋は、背中側からぐるっと前面に回ってお腹を支えてくれています。良い姿勢を保つのに必須となる重要な筋肉で、内臓の位置を保つことにも貢献しています。
大腰筋の動きが悪くなるリスク
・内臓が下垂する
・下腹がぽっこり出る
・便秘になる
・身体が冷える
・姿勢が悪くなる
このように、大腰筋が硬いままほったらかしていると、見た目のへの影響だけではなく身体の不調も招きかねません。
脚を後方に引きねじる動きをすると大腰筋は大きく伸びてくれます。それをうつ伏せで行うことで重力に抗う負荷も加わるため、効果は絶大ですよ。
うつ伏せ大腰筋ストレッチのやり方
うつ伏せになり片方の膝を曲げます。
膝を曲げた方の脚のつけ根を上げて、もう一方の脚の外側にねじるようにして足を床につけて3呼吸キープしましょう。
反対側も同様に行ってください。
最初は足が床につかなくても大丈夫です。床方向に近づけるようにして自然呼吸を繰り返してください。脇腹からひねることで大腰筋をたっぷり刺激できますよ。
マメ知識
腸腰筋とは、大腰筋、腸骨筋、小腰筋の総称で、小腰筋に関しては半数の人は消滅しているとされている