肩スッキリ!三角筋ストレッチ

GW、いかがお過ごしでしたか?

とっても暑い日もあり、半袖やノースリーブの出番も増えてきたのではないでしょうか。

薄着の季節になると、途端に気になるのが腕や肩まわり。

今回は、肩のもりもりをスッキリさせ、日ごろの腕や肩のお疲れも解消できるストレッチをご紹介します。

肩の外側には三角筋という筋肉がついています。

三角筋は日常生活で肩や腕を動かす際のあらゆる動作に関わる筋肉です。そのため、日ごろから酷使されていて気づかないうちに疲労がたまっています。家事を頑張っているうちに、いつの間にかもりもり逞しくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

三角筋は他の筋肉と協力しながら腕の動き全体をコントロールして肩関節を安定させているため、ここが強張ると肩がこったり腕の可動域が狭くなったりしてしまいます。

悪化すると四十肩、五十肩の原因の一つにもなると言われているため、健康のためにもストレッチを習慣づけると良いですよ。

三角筋を伸ばすポイント】

三角筋は前部・中部・後部と三方向に筋肉が走っていて、それぞれ腕を前方・横・後方に上げるなどの働きをします。

胸や背中の大きな筋肉などと同様に、多くの方向に働く筋肉なのでストレッチをする際も複数に分けて伸ばしていきましょう。

【三角筋前部ストレッチ】

両手を体の後ろで組み、胸を張りながら組んだ両手を斜め下に突き出して数呼吸キープします。

胸の中央を斜め上に押し上げるイメージで、目線も斜め上に向けましょう。腰は反らないようにお腹を引き上げておきます。巻き肩解消でもオススメのストレッチです。

【三角筋中部・後部ストレッチ】

右腕を前に伸ばし、息を吐きながら左手を右上腕にそえて真横に引き寄せます。

息を吸ってゆるめて、吐きながら右腕をやや上に引き寄せます。

息を吸ってゆるめて、吐きながら右腕をやや下に引き寄せます。

反対側も同様に行いましょう。

腕を引き寄せる時に、体がついてこないように背中の位置は固定する意識をもってください。引き寄せる時に肩が上がって首がつまらないように長い首を保ちましょう。

いかがでしょうか。
肩の外側の筋肉を様々な方向に伸ばすことで、肩甲骨まわりの筋肉も一緒に動かすことができます。どこでもできるストレッチですので是非試してみてくださいね。


マメ知識
三角筋は3方向に走行し、それぞれ働きが異なる
前部・・・大胸筋などともに腕を前に押し出す働き
中部・・・腕を横に上げる働き
後部・・・広背筋などとともに腕を後方や下方に引く働き