サイドプランク~自分軸を整える
11月に入りましたね。今年は暑さがいつにも増して長かったので体感できる秋はとっても短く、すぐに冬がやってきそうです。迫りくる年末や寒さに対して今のうちにしておきたいことは、自分軸を整えることと体を内側から温めておくこと。
今回は、筋力を養って体を温め、マインドも整えてくれるポーズ「サイドプランク」をご紹介します。
サイドプランクは、「賢者のポーズ」「横向き板のポーズ」、サンスクリット語では「ヴァシシュターサナ(Vasisthasana)」と呼ばれています。いくつかバリエーションがあり、足のつき方で強度を変えられます。一つ一つステップアップするも良し、その日の体調や気分に合わせるも良し、自由に選んでくださいね。
サイドプランクの効果
・体幹を鍛える
・集中力を高める
・バランス感覚を上げる
・お腹を引き締める
最初のうちは、腕がプルプルしてきついかもしれません。ポーズを取ってみると、右側が下の時と左側が下の時では安定感も違うかもしれません。
腕の力に頼るのではなく、脇の下やお腹などの体幹の筋力がついてきて体の使い方も上手になると、バチっとハマる時がきます。
〈やり方〉
オプション①
四つ這いの姿勢から足を後ろに伸ばし、プランクポーズを取ります。
右足の外側を床におろし、左足を右脚の前につきます。骨盤を引き上げて左手を天井に向けて伸ばしましょう。
オプション②
オプション①で右脚の前についていた左足を伸ばし、右足の前にクロスする形でつきます。
オプション③
オプション②で右足の前についた左足を、右足の上に乗せます。
どのバリエーションの時も、骨盤が下に沈みこまないように引き上げ、頭頂からカカトまで真っ直ぐ一本の軸が通っているイメージを持ってみましょう。体の軸がスッと通った時に訪れる自分の集中力の高まりやマインドの静けさを存分に味わってくださいね。
マメ知識
ヴァシシュターサナ(Vasisthasana)
サンスクリット語で
ヴァシシュタ)=聖者ヴァシシュタ
アーサナ(asana)=姿勢、体勢
サンスクリット語のヨガのポーズ名は、「ポーズ名となる単語+asana」が合わさったもの