気持ちの良い一日を過ごすための【わき腹を伸ばすポーズ】

春の土用である穀雨(こくう)に入り、季節の変わり目を迎えています。季節の変わり目は「揺らぎの時期」。
寝たのになんだか疲れが取れない、今日も肩が凝っているな、体がスッキリしないな、そんな時もありますよね。
今日はなんだかスッキリしない、そんな日こそ、ヨガが力になってくれます。無理なく気持ち良く体を伸ばせるポーズを取ってみてください。午前中のうちにヨガの時間をつくることで、その日一日を健やかに過ごせますよ。
わき腹を伸ばすポーズの効果
・猫背を改善する
・肩こりが楽になる
・背骨の柔軟性が上がる
・肩甲骨の動きが良くなる
・呼吸が深くなる
・自律神経のバランスを整える
・リフレッシュできる
・気持ちが前向きになる
自分の体の重みと重力を使うことで、胸・腕・わきの下・肩甲骨まわりが無理なく伸ばされるポーズです。「きつい、辛い、でも我慢してぐいぐい伸ばさなきゃ!」ではなく、体が自然と伸びてほぐれていく様子を呼吸とともに味わってみましょう。
やり方

四つ這いの姿勢から右手の平を内側に向けて小指を床におろします。
息を吐きながら右手を前に滑らせ、右のこめかみを床に近づけていきます。
左の肘は自然と床についてOKです。
このままゆったりと3~5呼吸過ごしましょう。
ポーズをほどく時は、左手でゆっくり床を押して元の四つ這いに戻ります。
左側も同様に行ってください。
ポイント
手を前に滑らせる時に、お尻が一緒についてこないようにします。上半身に重みがかかりすぎると呼吸がしにくくなるため、お尻の位置は膝の上を保つようにしてください。
また、こめかみが床につく場合は床におろし、つかない場合は無理にぐいぐいと近づけようとしなくて大丈夫です。体の重み、重力、吐く息に身を任せて、自然とゆるんでいくのを感じましょう。
自分の呼吸にフォーカスしながら体を気持ち良く伸ばすだけで、こんなにも楽になるんだ♪こんなにもスッキリするんだ♪そんなことを実感していただけるはずです。
マメ知識
重力とストレッチの関係
重力は常に下向きに働いているため、床に体を近づけてストレッチを行う場合は自分の体の重みがそのままストレッチの負荷になります。無理な力を加えなくても深い伸びを得られるのです。
また、重力に身を委ねる姿勢は、副交感神経が優位になり筋肉の緊張がほどけやすくなります。
季節の変わり目は、体調だけでなく心のバランスも揺らぎやすい時期です。
日々のセルフケアにヨガを取り入れることで、少しずつ自分自身と向き合う時間を持つことができます。
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自分の呼吸と向き合いながら、心地よく体を整える時間を一緒に過ごしましょう。
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