骨盤と体幹を整える~ヒップリフト

「最近、立ち上がるときに、よいしょ…と力を入れている気がする」
「歩いていると、なんとなく腰が重たい」
「昔よりお尻の位置が下がってきたかも」

そんな変化を感じることはありませんか?

年齢を重ねるにつれて、何もしていないと筋力は衰えていき、それは骨盤まわりを支える筋肉にも言えることです。

特にお尻や太もも裏の筋肉は、日常生活では意外としっかり使われにくい場所。
そのため、気づかないうちに骨盤が不安定になり、腰や姿勢に負担がかかることもあります。

そこで今回は、骨盤と体幹を安定させるエクササイズ「ヒップリフト」をご紹介します。

ヒップリフトとは、その名の通りお尻を持ち上げるエクササイズ。

・大殿筋
・ハムストリングス
・腹筋群
・骨盤底筋

など、骨盤と体幹を支える多くの筋肉が協調して働きます。

これらの筋肉が目覚めることで、股関節まわりの筋肉がバランスよく働きやすくなり、体の土台が安定して腰への負担も軽減されやすくなります。

また、背骨とマットの接地面を感じながら動くことで、背骨のしなやかな動きやコントロール力を養うことにもつながります。

ヒップリフトの嬉しいポイント

・立ち上がりや歩行が軽くなる
・腰への負担を減らしやすい
・姿勢が安定しやすくなる
・骨盤まわりの支える力が高まる
・ヒップラインの引き締め


シンプルな動きですが、体の土台づくりにとても役立つエクササイズです。

基本のやり方

  1. 仰向けになり膝を立て、膝と足は骨盤幅ていどに開きます。
  2. 息を吐きながら骨盤を後ろに傾け、腰をやさしく床へ近づけます。
  3. 背骨を下から順番にめくり上げるように、お尻をゆっくり持ち上げます。

肩から膝までがゆるやかな斜め一直線になるところで呼吸を続けましょう。

ポイント

お尻を高く上げようとすると、腰を強く反らせてしまうことがあります。

意識したいのは「高さ」よりも骨盤のコントロール。

✓おへそを軽く背骨へ引き寄せる
✓恥骨を天井へ向ける意識を持つ
✓背骨を一つずつ持ち上げるイメージ

この意識を持つことで、腰ではなくお尻と体幹の力で骨盤を支える動きになります。

アレンジ~足幅を変えると効く場所が変わる

ヒップリフトは、足幅を少し変えるだけでも刺激される筋肉が変わります。

〇基本:骨盤幅

お尻・太もも裏・体幹がバランスよく働きます。

〇足をマット幅より広げる

股関節が外に開くことで、お尻(大殿筋)の働きが高まりやすくなります。

〇膝と足を閉じる

内ももの筋肉、お尻と太もも裏の境目(大殿筋下部)が働きやすくなり、骨盤の安定にもつながります。

ヨガのエクササイズで大切なのは、がむしゃらに頑張ることではなく必要な筋肉が心地よく目覚めること。

シンプルな動きの中にも、体を整えるヒントがたくさん隠れています。ぜひ丁寧に行ってみてくださいね。

マメ知識

ヨガというと「柔軟性を高めるもの」というイメージを持たれる方も多いですが、実際には体を支える筋肉を目覚めさせることも大切な要素です。
ポーズの中で適切に筋肉を働かせることで、体の安定性や姿勢の保ちやすさが高まります。
しなやかさと支える力、その両方を育てていくことがヨガの大きな魅力の一つです。

続けるコツ(忙しいほど“短く・こまめに”が勝ち)

おすすめは、まず1日1回・3呼吸×3回

やる気がある日に増やすより、「途切れない形」を先に作ると、骨盤と体幹の感覚が育ちやすくなります。

体験・レッスンのご案内

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