チャトランガ~ベルトを使った練習法
太陽礼拝で突然出てくる腕立て伏せのような動き。
初めて太陽礼拝を行った時は、「え、急に腕立て伏せ!?きついんだけど」と驚いたことを今でもよく覚えています(笑)。
これもヨガのポーズでチャトランガ・ダンダーサナ(四点杖のポーズ)と呼びます。
チャトランガの主な効果
・体幹強化
・腕の強化
・手首の可動性アップ
・内臓機能アップ
・集中力アップ
通常の腕立て伏せと大きく違う点は、肘を外に開かないことと肘の角度です。
このポーズは両手両足の四点で体を支えるため、筋力・体の使い方にコツが必要で難易度が高いポーズになります。
そこで、ヨガベルトの登場です。
ヨガベルトを使うことで、負荷を減らして正しい体の使い方を身に着けることができますよ。
【やり方】
1 ベルトの輪の長さを肩幅に合わせ、肘上にベルトを通します。
2 ベルトを通したままで「板のポーズ」を取りましょう。
※板のポーズについては、一つ前のブログをご覧ください。
3 手首の上に肘がくる位置まで重心を前にずらします。目線は斜め前の床に送り、耳からくるぶしまで一直線にしましょう。この時、ベルトがアンダーバストに引っかかり、体幹を支えてくれています。
重心を思っている以上に前にずらすことがポイントです。チャトランガは筋力も必要ですが、重心移動、体の使い方がとっても大事なのでベルトを使いながらコツをつかんでいきましょう。
マメ知識
※チャトランガ・ダンダーサナ(Chaturanga Dandasana)
サンスクリット語で
チャトル(chatur)=4
アンガ (anga)=手足、手足の部分
ダンダ(danda)=杖
アーサナ(asana)=姿勢、体勢
サンスクリット語のヨガのポーズ名は、「ポーズ名となる単語+asana」が合わさったもの