半分の猿神のポーズ~アルダ・ハヌマーン・アーサナ

前回のブログでご紹介した「ローランジ」と合わせて行いたいヨガポーズがあります。

マットの上で脚を前後に広げる前後開脚でおなじみの「猿神のポーズ」の簡単バージョンです。

半分の猿神のポーズのススメ

・もも裏が柔軟になる

・脚のむくみが緩和される

・内臓の働きが良くなる

・骨盤が整う

・姿勢が良くなる

・お尻が上が

座る時間が長い人は、お尻やもも裏が自分の体重で圧迫され、筋肉が硬くなりやすいです。筋肉は冷えるとさらに硬くなるため、寒い季節はしっかりストレッチしてほぐしておくと良いですよ。

猿神のポーズは柔軟性がかなり必要になる難しいポーズですが、半分の猿神のポーズであれば、ブロックを使うことでどなたでも安全にポーズの恩恵を受けることができます。

ローランジと組み合わせて行うとスムーズにポーズを取れますし、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことでしなやかな体へと導いてくれますよ。

ポーズのやり方

Step

四つ這いになり、手の下にブロックを入れます。

左足をブロックの間につき、右足のつま先を立てて背すじを伸ばします。

息を吐きながら、背すじを伸ばしたままお尻を真後ろに引きましょう。両手を少し後ろに移動すると背すじを伸ばしやすくなりますよ。


Step2


Step3

ブロックを使わなくても背すじを伸ばせる人は、ローランジと組み合わせてブロックを使わずに行ってみましょう。

このポーズは、膝を伸ばさなきゃ!深く前屈をしなきゃ!と思ってしまいがちですが、背すじを伸ばすことを最優先にしてください。スッと伸びた背すじを保ちながら呼吸することで、お尻やもも裏が気持ち良く伸びてくれます。

マメ知識

※アルダハヌマーンアーサナ(ArdaHanumanAsana)

サンスクリット語で

アルダ(Ardha)=半分

ハヌマーン(Hanuman)=超人的な強さと武勇を備えた猿族の長

アーサナ(asana)=姿勢、体勢

サンスクリット語のヨガのポーズ名は、「ポーズ名となる単語+asana」が合わさったもの