春を元気に過ごす~デトックス&血行促進が叶う脚組みガス抜きのポーズ

日に日に日差しが強くなり、日が長くなり、梅も開花して春めいてきましたね。春は気持ちが上向きになる反面、気温差による自律神経の乱れやアレルギー症状などの不調が出やすい季節でもあります。

春を元気に過ごす秘訣は、冬の間にためこんだものをしっかり出しておくことと、自律神経の乱れにより悪化しやすい血行を促すために体を動かすことです。

今回は、デトックスにぴったりのガス抜きのポーズをアレンジして、骨盤まわりの血行も促進するストレッチをご紹介します。

揺らぎやすい春に心身をほっと落ち着ける時間になりますよ。


脚組みガス抜きのポーズ

仰向きになり、両膝を引き寄せます。息を吐きながら、さらに両膝を胸に引き寄せ数呼吸過ごします。首の後ろを長くして後頭部をマットにおろし、肩の力は抜いておきましょう。

膝を抱えにくい場合は、もも裏を抱えてくださいね。


次に、脚を組む要領で右脚を左脚の上にかけ、膝を引き寄せます。手前の右膝か奥の左膝を抱えて数呼吸過ごします。

さらに、息を吐きながら頭を持ち上げて鼻先を膝に近づけます。数呼吸過ごし、ゆっくりと頭をマットにおろします。

脚を組み替えて、同様に行いましょう。

膝を引き寄せることで腹部に刺激が入り、ゆったりと深い呼吸を繰り返すことで内臓を内側からもマッサージすることができます。さらに、脚を組むことでお尻の筋肉とモモ裏の筋肉にストレッチがかかり、上半身と下半身のつなぎ目である骨盤が整うとともに骨盤まわりの血行が良くなりますよ。

ポーズをほどいた後に、体も心もほぐれてスッキリしていく様子を味わってくださいね。

マメ知識


仰向けになると、横隔膜がたっぷり動く腹式呼吸をしやすくなります。横隔膜が動くことで、体内の内臓がマッサージされ、体の内側から内臓へアプローチができるのです。