ストレッチポール~まずは『乗るだけ』で整う

スタジオでは、様々なプロップス(=道具)を使ってレッスンを行っています。
今回は、プロップスの一つ、ストレッチポールのご紹介です。

「ストレッチポールって、どう使ったらいいの?」
「動かないと効果がない?」

そんなふうに思われがちですが、実は最初の一歩は、『ただ乗るだけ』で十分!
ストレッチポールの上に仰向けに寝ると、体に心地よい変化が起こり始めます。ポイント
は、ポールの上に『背骨』が沿うこと。

お尻をポールの端ギリギリに乗せて、背骨を一つ一つポールに沿わせるように仰向けにな
り、手は楽な位置におきます。
膝は曲げておき、骨盤、背中、後頭部が安定したら、お好みで膝を伸ばしても良いです。
この際、腰が引っ張られる違和感があれば、膝は必ず曲げましょう。

目を閉じて過ごすうちに、次第に日常で丸まりがちな背中がやさしく伸び、重力によって
自然と正しい位置に戻るように導かれていきます。

筋肉で姿勢を無理に正すのではなく、ただ身を委ねることで肩まわりや腰の緊張がふわっとほどけていくのを実感できますよ。

ストレッチポールに乗ると

・こわばっていた筋肉群がゆるむ
・背骨のカーブがととのう
・肋骨の可動性が良くなる
・呼吸が通りやすくなる
・胸やお腹の動きが自然と広がる
・深く穏やかなマインドになる
・自律神経が整う


ただ乗るだけに、心身への効果は絶大です。でも、ただこの乗るということすら億劫にな
っている日常を過ごしてはいないでしょうか?

夏休み中で、お子さんやお孫さんのお世話に明け暮れて自分時間が全然取れない!!
わかります、わかります。でも、やっぱり自分の体や心をほったらかしにしていると、後で必ずツケが回ってくるんです。
自分の体も心も大切にすることが、家族を大切にすることに繋がります。


スタジオでは、ポールを使って呼吸を深めた後に、さらに効果的に全身を整えるためにポ
ールを様々な方法で活用しています。
ご自宅にポールがない方は、まずはスタジオで道具と仲良くなってくださいね。

マメ知識

『何もしない時間の大切さ』
ヨガの教えには「今ここに意識を向けること」が大切とされます。
ポールにただ乗って、何もせず呼吸に身をゆだねる時間は、『Doing』から『Being』へ切り替
える貴重なひととき。
動かないことで、かえって深く整う――それもまた、ヨガなのです。

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おわりに|まずは「乗るだけ」から、自分のリズムを取り戻そう

忙しい日常の中で、自分自身のことが後回しになっていませんか?
ストレッチポールの上で数分間「何もしない時間」を持つことは、思っている以上に心と体に深く効きます。
疲れが溜まっているなと感じたら、まずはポールに『乗るだけ』から始めてみてくださいね。